

クーラボ編集部のおかへなです。
マンガやアニメ・ゲームなどの二次創作同人誌を展示・即売する世界最大規模のイベント「コミックマーケット」(通称:コミケ)。
特に、8月に開催される「夏コミ」は、例年厳しい暑さ・・・。暑さ対策を万全に挑むことが求められます。
本記事では、【夏コミ鉄板アイテム】から【最新の熱中症対策グッズ】までたっぷりご紹介。
夏コミ初心者も常連も、本記事を読んで持ち物をチェックしてくださいね!
目次
2025年の夏コミ(C106)の開催日はいつ?
開催概要
コミックマーケットとは、マンガやアニメ・ゲームなどの二次創作同人誌を展示・即売する世界最大規模のイベントで、夏と冬の年に2度開催されます。
なかでも、夏のコミックマーケット(以下、夏コミ)は例年猛暑の中での開催。しっかりイベントを楽しみたい人はもちろん、気軽に楽しみたい人も、全員に万全の暑さ対策が求められます。
正式名称:コミックマーケット106
日程:2025年8月16日(土)・17日(日)
場所:東京ビッグサイト
夏コミにおいて、暑さ対策が重要な理由
夏コミは、例年、50万人以上の参加者で賑わい、早朝から長蛇の列ができるのが常。イベントの規模と混雑具合から「戦場」に例えられることも。
それに加え、夏の東京では酷暑が続き、最高気温が38~40度に達することもしばしば。万全の準備をしておかないと、せっかくのイベントを楽しむどころか、体調を崩しかねません。
本記事では、参加スタイル別に必需品をご紹介します。自分の参加スタイルに合わせて、必要なアイテムを揃えておくと、快適に夏コミを楽しめること間違いなし!人それぞれの「コミケスタイル」に合わせて、必需品を見直していきましょう。
全員必須!夏コミ定番アイテム
1.コミケカタログ&買い物リスト
会場の広さは想像以上。事前にカタログをチェックして、どのサークルを回りたいか決めておくことが重要です。
買いたいものが多い場合は、買い物リストを作成しておくと、迷うことなく効率的に回れます。特に、時間が限られている場合は事前準備がカギとなります。
Webカタログを利用する場合、会員登録で事前にリストや地図をチェックできるので効率的◎。紙版カタログも販売されており、数に限りがあるので早めに購入しておくと安心です。
2.ハンカチ・タオル
厳しい暑さの中で長時間並んだり歩き回ったりするため、思いのほか汗が流れます。
汗を拭くためのタオル類はもちろん必須。
たくさん汗をかく人は大きめのタオル、始発組はフェイスタオルを2〜3枚持っていると安心です。
また、冷たい飲み物をカバンの中に入れていると、水滴で荷物が濡れてしまうことも・・・。
対策として、タオルをボトルに巻いておきましょう。
3.飲み物
汗をかいた時に注意しなければならないのは、脱水症状・熱中症。こまめな水分補給が大切です。
飲み物ならなんでもOK!ではなく・・・、スポーツドリンクや塩分入りの飲み物が最適。また、凍らせて持って行くことで冷たさを長時間キープできるだけでなく、保冷剤の代わりとして火照った皮膚に当てて、体温を下げることもできます。
4.日差し対策アイテム
真夏の直射日光は想像以上に体力を奪います。
帽子や日傘、アームカバー、サングラスなど、日差しを避けるためのアイテムは必須です。
また、入場待機列での日傘の使用は認められているものの、混雑時には一時的に使用が制限されることも。日傘の使用制限に備えて、帽子や大きめのタオルも持参しましょう。
日焼け止めを塗り直すのもお忘れなく!

5.暑さ対策アイテム
入場待機列・会場ともに、かなりの気温と湿度であることが予想されます。少しでも快適に過ごせるよう、複数の暑さ対策グッズを併用しましょう。
保冷剤や凍らせた飲み物があれば、火照った皮膚に当てて、体温を下げることができます。
扇子やうちわ、ハンディファンで風を送る時は、衣類用冷却スプレーや汗拭きシート、冷タオル、冷却シートを併用するのがおすすめ。
メントールによって「スースー」としている部分や、気化熱によって皮膚表面の温度が低下した部分に風を送ることで、より涼しく感じられます。
また、ハンディファンは、首から掛けられるものや日傘に取り付けられるものを選ぶと、荷物が多くても、手が塞がらず快適です。
6.モバイルバッテリー
当日は、現地についてからも、イベント情報やサークルが発信する最新情報を追いかけるためにTwitterを閲覧したりと、たくさんスマホを使うはずです。
途中で充電が切れて、別行動していた同行者と連絡取れない・・・帰りの電車が調べられない・・・といった事態に陥らないよう、モバイルバッテリーを準備しておきましょう。
始発組向け追加アイテム
1.食べ物&ゴミ袋
始発組は炎天下で長時間並ぶことになるため、朝食を摂ってから出発するのが理想的ですが、現実はそううまくいきませんよね。
何も食べずに会場に向かう場合は、入場待機列に並んでいる間に食べられる軽食を持参しましょう。おにぎりやサンドイッチ、栄養補助食品(カロリーメイトなど)がオススメです。
食べ終わった後のゴミを持ち帰るための袋もお忘れなく!
2.折りたたみ椅子・ビニールシート
始発組は、最長で4時間以上炎天下で待機しなければならないことも・・・。会場に入ってからも歩き回ることを考えると、体力は温存しておきたいですよね。
座って待機できるよう、コンパクトに折りたためる椅子やビニールシートを持参するのがおすすめ。どちらも100円ショップなどで気軽に購入できます。
3.暇つぶしアイテム
開場を待つ時間は想像以上に退屈。ただただ時間が過ぎるのを待つだけだと、待機時間がとてつもなく長く感じるかも。
退屈しないよう、本やマンガ、ゲーム機など、自分が楽しめるものを持参するのがベター。待機中にスマホを使用する場合は、バッテリー残量に注意!
サークルスペース・物販目当て組向け追加アイテム
1.小銭・お札の準備
支払い方法はサークルによるものの、基本的には現金のみ。支払い時にスムーズにやり取りができるよう、小銭や細かいお金を事前に準備しておきましょう。
とはいえ、10円単位以下の値付けがされていることはほとんどないので、【100円玉】【500円玉】【1,000円札】の3種類をたくさん用意すれば問題ありません。
お金をスムーズに出し入れできるよう、小銭入れを準備しておくと便利です。
2.身分証明書
一部の同人誌やグッズには年齢制限が設けられています。そのような作品を購入する際、年齢確認を求められることがあるので、身分証明書を携帯しておくと安心です。
3.購入した商品を入れるためのかばん・袋
購入した同人誌やグッズを入れるかばんや袋も必要です。自身の購入予定に合わせて適切なサイズのものを選びましょう。雨天の場合は、防水のバッグや大きなビニール袋があると安心です。
少ない買い物で済む場合は、ショルダーバッグやエコバッグでOK。たくさん買う予定のある人は、リュックやキャリーバッグも検討してみて。また、リュックやキャリーバッグを使用する場合は、周囲への配慮もお忘れなく!
また、購入した同人誌がかばんの中で折れ曲がっていた・・・という事態を阻止するために、クリアファイルも用意しておくと良いでしょう。
4.スケッチブック・ペン
サークルによっては、購入品や持参したスケッチブックに、サインやイラストを描いてくれることも。
コミケのような大規模イベントでは、参加者も多く、サインやイラストの受付により販売に支障が出ることも。人気のサークルでは、事前に受付状況やマナーについてアナウンスされていることが多いので、事前に確認しましょう。
(対応しない・抽選制・先着順・空いている時間に対応など、何かしらの制限がかかる場合が多い。)
夏コミ必需品チェックリスト
これまでの内容をまとめたものがこちらです。
ぜひ保存して活用してください!
全員必須!夏コミ定番アイテム
□コミケカタログ&買い物リスト
□ハンカチ・タオル
□飲み物
□日差し対策アイテム
□暑さ対策アイテム
□モバイルバッテリー
始発組向け追加アイテム
□食べ物&ゴミ袋
□折りたたみ椅子・ビニールシート
□暇つぶしアイテム
サークルスペース・物販目当て組追加アイテム
□小銭・お札の準備
□身分証明書
□購入した商品を入れるためのかばん・袋
□スケッチブック・ペン
万全の暑さ対策で、夏コミを楽しもう!
酷暑×混雑で、「戦場」とも呼ばれる夏コミ。安全に楽しむためには、体調や暑さ対策が鍵を握ります。自分の参加スタイルに合わせて、必要なアイテムをチェックリストで確認し、しっかり準備を整えましょう。