Short の袖口についている絞り紐は、見た目を整えるためだけのものではありません。腕の太さに合わせて正しく絞ると、服の中の風が袖口に集まり、肘窩を抜けていきます。コツは、紐を二重に取ってから結ぶこと。写真で順番にご紹介します。

HOW TO WEAR
fanqlo - Short - 正しいリボンの結び方
Short の袖口には、絞り紐がついています。着る前にここを結んでおくと、袖のかたちが決まります。また正しい結び方をマスターすれば衣類の中にリボンが入りづらくなりますのでぜひお試しください。
袖口の左右に、絞り紐がついています。
ただし、これは見た目だけの話ではありません。結び方には、覚えておいていただきたいコツがひとつだけあります。まず、袖口を絞る意味からご説明します。
袖口を絞ると、肘窩に風が抜けます
空調ブルゾンは、服をふくらませて中に風を通し、肌の水分が蒸発するときの気化熱で涼しさをつくります。袖口がゆるいままだと、せっかく取り込んだ風の多くが、そのまま腕から抜けていってしまいます。
Short の袖口は、ちょうど肘のあたりにきます。肘の内側のくぼみを肘窩(ちゅうか)といい、ここには腕へ血液を送る上腕動脈が通っています。ご自身の腕の太さに合わせて正しく絞ると、服の中の風が袖口へ集まり、この肘窩を抜けていきます。袖口を結ぶのは、体のなかを風がめぐるために欠かせない工程です。
POINT
リボン結びの前に、紐を二重に取って結ぶ。
2本の紐をそろえて一度結んでおくと、一本ずつ結ぶよりも、紐が袖口の中に入り込みにくくなります。
STEP 01
袖口から出ている紐を、2本とも引き出します
まず、袖口の穴から出ている紐が2本そろっていることを確認し、結びやすい長さまで引き出します。ここから、腕の太さに合わせて絞っていきます。

STEP 02
2本をそろえて、二重のまま持ちます
ここがいちばん大切なところです。2本を別々に扱わず、ぴったりそろえて二重のまま持ちます。この持ち方のまま、次の結び目までつくってしまいます。

一本ずつ結ぶと、片方だけが引かれて紐が袖口の中へ入り込みやすくなります。
STEP 03
そろえたまま輪をつくり、端をくぐらせます
二重にした紐で輪をつくり、そのまま端をくぐらせて、ひと結びします。この時点ではまだ締めず、結び目をゆるく残しておきます。


STEP 04
結び目を、袖口の際まで滑らせます
ゆるい結び目を指で押さえながら、袖口の穴の際まで滑らせて寄せます。同時に紐を引くと、袖口のギャザーが少しずつ寄っていきます。


STEP 05
袖口の幅を決めて、結び目を引き締めます
ここが仕上がりを左右します。腕を通したときに痛くない範囲で、ご自身の腕の太さに合わせてしっかりと絞ってください。ゆるいと袖口から風が逃げてしまいます。幅が決まったら、結び目をきゅっと引き締めます。小さな結び目が袖口の際で止まり、紐がそれ以上中へ戻らなくなります。


STEP 06
残った紐で、リボン結びにします
最後に、残った紐の端どうしをリボン結びにします。結び目がストッパーになっているので、リボンがほどけても紐が中に入り込むことはありません。


結び終わった袖口は、こんな形になります
袖口が腕に沿って絞られ、リボンの端が自然に垂れます。左右で同じくらいの強さに絞ると、風のめぐり方も、後ろ姿も整います。
袖口のギャザーが寄り、リボンの端が自然に垂れた状態。
袖口が決まると、
風のめぐり方が変わります。
着るたびに結び直していただく場所です。洗濯のあとや、紐が中に入ってしまったときも、同じ手順で整えられます。
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